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鍾乳石飾りの間

鍾乳石飾りの間はライオンの宮殿の中で一番純朴な部屋となっています。宮殿の古い入口にあり、その名前は鍾乳石飾りで覆われた丸天井に由来していますが、1590年に起こった火薬庫の爆発によって保存状態が悪くなったため天井が取り壊され、その後再び天井の一部が楕円形の天井で覆われました。壁には漆喰細工の帯状装飾があり、ナスル王朝の盾とモットーが施されています。現在は新しくできた天井の隙間から本来の丸天井の残部を見ることができます。ライオンの中庭へは鍾乳石飾りの三つのアーチを通って入ることができます。

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