このページではアルハンブラまでのアクセス方法をご案内します。時間に余裕がある場合は徒歩をお勧めします。歩いてアルハンブラへ行くことで、周りにある自然や芸術作品も目にすることができるでしょう。
(距離:約800m、傾斜:6%~23%)
町の中心地からアルハンブラまで徒歩で移動する場合には、ゴメレス坂(Cuesta de Gomérez)又はチノ坂(Cuesta de los Chinos)を通って行くルートがあります。
最も美しく歴史的に興味深いのはヌエバ広場からゴメレス坂へと入るルートです。(ヌエバ広場からチケット売り場までの距離:1,150m)
最初に目にすることができるモニュメントはザクロの門(Puerta de las Granadas)で、そこからアルハンブラの並木道が始まっています。ザクロの門は1536年頃カルロス5世がペドロ・マチューカに「朗報の門(Bib al-Buxar)」があった場所に建設させました。またこの門は町からアルハンブラへの入口として建てられた防御塔の一部となっています。ザクロの門はアルハンブラへと続いています。
長い年月を経て様子が変わってしまいましたが、このザクロの門をくぐりキリスト教徒時代の深いポプラの森であるアルハンブラの並木道へと入ります。現在の姿は19世紀に行われた改修工事によるものです。
少し坂を上がったところ、アルハンブラへの入口の一つである裁きの門の隣にカルロス5世の水飲み場(Pilar de Carlos V)があります。三つの噴出口が付いており、テンディ-ジャ伯爵(Conde de Tendilla)が16世紀にペドロ・マチューカ(Pedro Machuca)に建設を命じたものです。17世紀にグラナダ出身のアロンソ・デ・メナ(Alonso de Mena)によって修復工事が行われました。
もう一つ徒歩で可能なアルハンブラへのアクセスはレイ・チコ坂(Cuesta del Rey Chico)から行く方法です。この名前はナスル朝最後の王ボアブディル「エル・チコ(el Chico)」に敬意を表して名づけられました。この坂は石畳になっていることから(チノは小石という意味)一般的にはチノ坂(Cuesta de los Chinos)として知られています。(パセオ・デ・ロス・トゥリステスからチケット売り場までの距離:860m)
坂はダーロ川の南の岸辺から始まっており、「パセオ・デ・ロス・トゥリステス(Paseo de los Tristes、悲しい人たちの道)」まで続いています。パセオ・デ・ロス・トゥリステスという名前は、昔葬列が墓地(今は存在しない)へ向かうのに通る道だったことに由来しており、城壁の外側を巡ってヘネラリフェまで続いています。
この道は恐らく歴史的、美術的な観点から見て、少し興味が薄れるでしょう。しかしながら、ロマンチックな散歩道であり、アルハンブラ見学の後、城壁の間を緑に囲まれた場所を見ながら町へと下る際にはより心地よく感じられるでしょう。
アルハンブラまではC3番の市営バスを利用して行くことができます。
C30. Alhambra - Centro番
C32 Alhambra - Albaicín番
C35 Cementerio - Barranco del Abogado - Centro番
全路線
アルハンブラへはタクシーを利用して行くこともできます。(TELE-RADIO-TAXI。電話番号: 958 280 654)
市内中心部からアルハンブラへの自家用車でのアクセスは許可されていません。シエラ・ネバダ(Sierra Nevada)方面に向かってグラナダの環状道路(circunvalación)、国道ロンダ・スール(Ronda Sur)へと標識に従って進むと、アルハンブラの駐車場に着きます。
駐車場はチケット売り場の近くに2つあります。(警備システム付き)
グラナダ空港からは高速道路A-92、グラナダの環状道路、ロンダ・スール132を通り、アルハンブラ5-A出口からアルハンブラ方面へ入ります。
インタラクティブマップの各種サービスとアクセスのページで駐車場の位置、バスの停留所、タクシー乗り場、主要出入り口、徒歩でのアクセス、バス路線を検索することができます。
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